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被爆の「旧陸軍被服支廠」3棟のうち2棟の解体方針案 広島県 - SAKAI BBS BLOG
admin 十二月 5, 2019
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被爆の「旧陸軍被服支廠」3棟のうち2棟の解体方針案 広島県

広島県は、原爆の惨状を伝える代表的な被爆建物の1つ、「旧陸軍被服支廠(ひふくししょう)」について、築100年以上がたち維持管理のための財源確保が難しいことなどを理由に、所有する3棟のうち1棟のみを保存し、2棟を解体する方針案を明らかにしました。

戦前、軍服などの製造に使われていた広島市の「旧陸軍被服支廠」は、原爆の惨状を伝える代表的な被爆建物の1つで、4棟あるうち3棟を広島県が所有、1棟を国が所有しています。

広島県では、いずれも築100年以上が経過して地震で倒壊する危険性があることから、所有する3棟の保存の在り方を検討してきました。そして、4日に開かれた県議会の委員会で、維持管理するための財源確保が難しいことなどを理由に、所有する3棟のうち1棟のみ保存し、あとの2棟は解体する方針案を明らかにしました。

費用についても説明があり、3棟すべてを保存するためには84億円が必要となる一方、1棟の外観保存、2棟解体の場合は8億円だということです。

議員からは、県の方針案に理解を示す意見の一方で、「被爆の記憶を消すべきではない」などと反対する声の賛否両論が出されました。

広島県では議会の了承が得られれば、来年度から事業に着手したい考えですが、被爆者などからはすべて保存するよう求める声が出ていて、今後、議論となりそうです。

旧陸軍被服支廠とは

広島市の爆心地から2.7キロの場所にある「旧陸軍被服支廠」は、戦前、軍服などの製造に使われた施設です。原爆の爆風に耐えた建物内には、当時、多くの被爆者が運び込まれて亡くなり、平成5年に広島県は被爆の惨状を伝える被爆建物に指定しました。

4棟あるうち、3棟を県が所有、1棟を国が所有し、規模としては最大級の代表的な被爆建物ですが、建築から100年以上がたち地震で倒壊する危険性が指摘され、保存の在り方の検討が続けられてきました。

専門家「原爆ドーム以上の価値 将来に禍根」

広島県が一部を解体する方針案を示した被爆建物、「旧陸軍被服支廠」について、文化財に詳しい専門家は「原爆ドーム以上に価値があり、すべてを残さないと日本の将来に禍根を残す」と話しています。

文化財に詳しい広島大学の三浦正幸名誉教授は「そもそも『被服支廠』は、日本で最も古いレベルの鉄筋コンクリートの建造物で、きちんと調べれば国の重要文化財にも指定される価値がある」と述べました。

そのうえで三浦名誉教授は、原爆の爆風に耐えた被服支廠は、多くの被爆者が運び込まれて亡くなった場であることに触れ、「悲惨な状態が続いたことが見ただけで分かる被爆遺構は、『被服支廠』しかない。原爆ドーム以上に価値があり、すべてを残さないと日本の将来に禍根を残す」と述べました。

さらに、県が財政事情を理由の1つに挙げている点については、建物の価値を広く伝えて寄付を募るなどして、財源の確保に努めるべきだという考えを示しました。

By: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20191205/k10012202401000.html

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